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ノラや [タマ親行状記]

親戚の子供が子猫を飼ったのですね。
なんでも家の前でニャーニャー鳴いていたらしい。
子供はとても動物好きで、猫を見つけるやダッコして放さないもんだから、
親の方が根負けして飼うことになったそうな。

電話で「猫を飼っとるだで。いーだろ」と自慢するので、
名前はなんというのか、と尋ねてみたところ「ノラ」というので、
おー、イブセンか、「人形の家」か、いやいや百閒先生か。そりゃ、よい名だと褒めておきました。

ところが、数日して、その子供が猫を連れて遊びにきたので、
「ノラや、ノラや」と呼んでみると、子供の機嫌が著しく悪い。
どうしたことかと思えば、この前の電話はどうも聞き違いだったようで、
なんでも名前はまだ決めてないらしい。「勝手に名前をつけるな!」と叱られてしまいました。
うーん、名前はまだ無い・・・。
百閒先生じゃなくて、師匠の漱石先生の方だったか。

子供の機嫌もようやくなおり、一緒に猫と遊んでいると、
そこへタマ母がお菓子を持ってやってきました。
タマ母には猫のことを話してたのですね。ノラ、という名前だということも。
あー、また、「ノラ」とか呼んで、子供の機嫌を損ねなければよいが、と案じていると、
猫を見たタマ母、おもむろに、「ソラや、ソラや」。 ブッ!全然違うがな。
子供はタマゴよりもタマ母の味方なので、あからさまに不機嫌にはなりませんでしたが、
内心、不満げな様子でした。それにしても、どうして「ノラ」が「ソラ」になるのか・・・・。

でも、「ソラ」というのも、なかなかよい名前ではないですか。
広々とした「空」を連想させるし、ドレミファの「ソ」「ラ」でもある。
勘違いだったとはいえ、タマ母、なかなかやるな、とちょっと見直してしまいました。
以来、タマゴも「ソラや、ソラや」を連発して、子供の機嫌を著しく損ねております。


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